コトバをもっと! Speak more languages !

「語彙とカバー率」という面白いデータがあります。
「各言語の使用頻度の順位で上位n番目までの語彙が一般的なコミュニケーションにおける語の何%を占めているかを示した」もの、つまり、「そのボキャブラリーでどこまで理解できるのか?」というものです。
(http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-594.html)
下のグラフと表は、各言語の使用頻度の順位で上位n番目までの語彙が一般的なコミュニケーションにおける語の何%を占めているかを示したものである。以下では、データ元の文献に従い、この割合を「カバー率」と呼ぶ。
http://blog-imgs-50.fc2.com/r/e/a/readingmonkey/cover_ratio2.jpg
(出所)玉村文郎編(1989・90)『日本語の語彙・意味』(上・下)明治書院、占部匡美「日本語教育史における入門期教科書の基礎語彙I」福岡国際大学紀要No.252581~87(2011)掲載データから作成。
一般的なコミュニケーションで使われる単語の80%をカバーするために必要な語彙数は、
フランス語:1000語
英語:1000語
スペイン語:1000語
ロシア語:2000語
中国語:2000語
朝鮮語:2000語
日本語:5000語
となっています。

90%をカバーするためには、フランス語、英語、スペイン語はおおむね3000語で十分なようです。
が、ロシア語の場合は5000語で90%を超えるようです(92%)。4000語で87.5%なので、4500語あれば90%には到達するようですね。

Multilingual

    PAGE TOP